Add-on ファサードレイヤーによる増改築の提案
奥武山公園の南西側に位置するテニスコート管理棟は
昭和59年の建築から長い年月が経過し
老朽化に伴う再整備が求められていました。
既存建物のリニューアルと機能の拡充を
目的として改修及び増築を行う計画です。

管理棟2階には柱より前にせり出した部分があり
ここからであれば、コート全体がよく見渡せます。
「ローカ」と名付けられた小さなこの場所に
当時の設計者による観戦への心遣いを感じました。

管理棟の細長い軒下に
観客スタンドという新たなレイヤーを加えることで、
表層を更新すると同時に、機能拡張を試みました。
このレイヤーによって
増築部と改修部が緩やかに統合されていきます。

それは、観戦する人がいて
はじめて、観客スタンドとなる、
テニスコート管理棟の新たな姿です。

第13回沖縄県U40設計競技 ファイナル出場
主催:沖縄県土木建築部施設建築課
敷地:奥武山公園内
用途:テニスコート管理棟、観客スタンド
共同提案者:二階堂 将(一級建築士事務所 二階堂)
2024年11月